研修生の声 三重県鈴鹿市出身 杉谷夫妻

農業を始めようと思った動機

三重県鈴鹿市出身 杉谷夫妻

三重県鈴鹿市出身 杉谷夫妻

 私は小さい頃から自然と携われる仕事がしたいという夢を持っており、いつかは農業への道をと模索していました。しかし、農業への詳しい知識も無く、私に果たして出来るのかと思っていました。

 そんな中、新規就農フェアに参加し、偶然にも豊後大野市農業振興課の方と話す機会がありました。そこで、インキュベーションファーム事業のことを知り、様々なバックアップ体制のもと、研修を行い就農へのアシストをしていただけることを知りました。

 数回の打ち合わせの後、事前研修に参加する事になり、研修には妻(その当時はまだ彼女でした。)も参加してくれ、春と夏の2回参加しました。暑い中での厳しい作業には辛いものもありましたが、研修でお世話になりました関係機関の方々の熱心なご指導を受けたことにより、ここ(豊後大野市)でなら私も農業の道を切り開けるのではと思いました。
とは言うものの、妻をはじめご両親は、これから農業に就くことに対し最初は不安を感じていました。しかし、インキュベーションファームの制度ならと私の意志を後押ししてくれ、農業への道を進むことができました。

 こちらでは、研修スタートと同時に同棲もスタートしています。日々の研修に苦戦し、家ではお互いの生活感の違いでも苦戦しています。そんな中、第3期生の懇談会を開いてくださることになりました。その中で、色々な方からの励ましのお言葉をいただき、その中である共通の一言がありました。「1+1は3にも4にもなるが、1+0は1以下だよ。」改めて気づかされました。

 いま、私が農業への道を進むことができたのも、豊後大野市の関係機関の皆さん、そして何より私の理解者である妻や妻のご両親がいたからこそであると。

 農業への道はスタートしたばかりです。色々な方の支えの上に今が成り立っていることを日々思い、研修に邁進していきたいです。

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