兵庫県神戸市出身
堀彰太・由佳 夫妻
「ワクワクした気持ちでいっぱいです。」これは二年前、私たちがインキュベーションファーム事業の一期生として入講したときに思ったフレーズです。
そして現在もやはり「ワクワクした気持ちでいっぱいです。」
なぜなら、やっと「独立」という第二のスタートラインに立つことが出来るからです。
振り返れば、一年目は何をするにも分からないことばかりで、毎日のように里親の和田先生へ質問したり指示を仰いだりしながらピーマンの栽培管理を行なっていました。ただその甲斐あって、二年目はパートナーが里帰り出産で一緒に農作業ができない期間があったにもかかわらず、一年目の倍の面積のピーマン畑を管理することができました。施肥や灌水、農薬散布を自分でタイミングを考えて実行することができました。
農業の知識が全くなかった私たちに、分かるようになるまで何度も教えてくださった和田先生や営農指導員の三代さんには本当に感謝しています。と同時に、親身になって相談にのって下さる農業振興課の方々や豊肥振興局の方々、農業公社の長谷川さんなど、たくさんの方々がサポートしているインキュベーションファームの研修生で良かったと実感しています。
二年目の今年は私たちにとって特別な年になりました。息子が産まれ、三人で農業を営むようになったからです。目標であった「充実した生活」と「儲かる農業」をできるだけ早く実現できるように、これからも初心を大切にワクワクし続けたいと思います。
今後のインキュベーションファーム研修生に対しては、不安点などを改善できるように働きかけて、頼もしい新規就農者の仲間になるように協力していきたいと思います。また、これからの私たちの取り組みが地域の方々と豊後大野市の活性化に繋がるよう、更に励んでいきたいと思います。
